新築、リフォームともに浴室を選ぶときに考えることをお話ししたいと思います。
浴室を作るときにまず考えなくてはならないのは工法です。
ユニットバスかタイルや木で作る在来工法か大きく分類されます。
≪在来工法≫
在来工法はタイルなどの壁、浴槽、排水など好きなパーツをそれぞれ選んで
建物の中に設置します。
選び方は無限大でいろんなデザインが楽しめます。
浴室の部屋の形も
四角い形以外にも半円形やデコボコした形でも作ることができます。
浴槽も丸い形も大きな浴槽もスペースさえ問わなければいろんな形状を選択できます。
先日ご紹介した海を臨む浴室も在来工法の浴室です。
デメリットとしては建物の中に直接タイルなどを設置するので
水漏れなど起こした場合は漏水する恐れがあります。
また、水道の配管は水道設備、タイルは左官職人などいろんな職人がその現場に入り
時間がかかるという点があります。(半月ぐらいといわれてます)
≪ユニットバス≫
ユニットバスは部材を各メーカーの工場で作ってきます。
工期はユニットバスだけの組立は1日です。ただしリフォームの際は既存の浴室の解体
新しいユニットバスに合わせた配管工事などなどありますので約1週間弱掛かります。
ユニットバスは建物の中に箱を組み立てる形ですので保温性があります。
タイルで作る在来工法に比べると壁で出来ているので目地が少ないので清掃面が楽です。
在来工法と比較するとデザインの面ではメーカーの企画の中で選ぶので大きさデザインも制限があります。
また、次のリフォームのときも建物に貼りついていないので解体がかんたんに済みます。
在来工法:デザイン
ユニットバス:清掃性
といった形で分類できそうです。